法人について

理事長ごあいさつ

我が国は、国民の4人に1人が65歳以上という人生80年の長寿の時代が到来し、世界でも類を見ない早さで人口の超高齢化は一段とスピードを上げて進んでおります。　
一方、少子化の進行や地域社会の機能および世帯構造が大きく変化するなど、従来の家族による介護は困難さを増してきています。
　このような多様で複合的な課題の対応策として、国においては「我が事、丸ごと」の地域づくり・包括的な支援体制を柱に「地域共生社会」を目指すとされており、地域での困りごとを「他人事」としてではなく「我が事」として、そして複合的な課題を「丸ごと」受け止める場をつくるなど、地域包括支援の取り組みがなされているところです。
　このような中にあって、わたくしたちは平成18年から、「優しい介護ナンバーワン」を理念とし、豊かな自然環境、緑豊かな小京都「小城」の里で高齢者の福祉サービス・介護事業を行なってきております。
　また、これからの社会福祉法人の果たす役割はさらに重要になってくることを鑑み、社会福祉事業という公益性の高い事業の担い手となって、地域における公益的な取り組みや、多様化する福祉ニーズへの適切な支援など、地域福祉の取り組みの一翼を担う事を目指し、社会福祉法人「千 悠 会」を令和2年に設立致しました。
　現在「グループホームこころ小城」「デイサービスさくら」「住宅型有料老人ホームさくら苑」の3つの施設・サービスを展開しており、アットホームで温かみのある、家庭的な雰囲気の中、毎日を元気に生き生きとした生活を送って頂けるように、ご利用者様に寄り添った介護をと、和気あいあいとした雰囲気の中、スタッフが日々工夫を凝らしております。
「グループホームこころ小城」では、認知症のご利用者様方が共に穏やかで明るい共同生活が過ごせるように支援を行なっております。
「デイサービスさくら」では、ご自宅から通いながら、入浴や食事などの各種介護、予防介護、レクリエーションなどのサービスを受けることは勿論、普段介護をされているご家族様の精神的、体力的なご負担を軽減出来るように努めております。
「住宅型有料老人ホームさくら苑」では、ご自宅での介護が難しくなった地域の高齢者の方が、落ち着いた環境のもと、生活支援などのサービスを受けながらご自宅と同様に自分らしく生活していくことを基本とした「安心して暮らせる共同生活の場」を提供しております。
　人生の先輩であるご利用者様には、尊敬の念、思いやりの心、感謝の心を持って接し、丁寧で温かい言葉で精一杯介護させて頂き、これからもわたくしたちは、「優しい介護ナンバーワン」の理念のもと、安心して住み続けることのできる場を提供し続けてまいります。

社会福祉法人 千悠会
理事長　大家　州斉